オーストラリアについて

オーストラリアは、日本の20倍もの広大な国土を持つ世界唯一の大陸国家です。
770万km²にもおよぶ広大な大地は豊かな自然に溢れ、熱帯雨林気候、亜熱帯乾燥気候、地中海性気候、砂漠気候など、さまざまな気候区に属しています。
人口は日本の6分の1の約2,000万人で、6つの州と1準州、首都特別地域で構成されています。
オーストラリアMAP

クィーンズランド州(QLD)Queensland

オーストラリア大陸の北東部に位置し、約5分の1の面積を占めるクィーンズランド州は、温暖で晴天日の多いことから、”Sunshine State”と呼ばれ、美しいビーチや熱帯雨林など、豊かな自然に恵まれています。
人口は371万人で、ニューサウスウェールズ州、ヴィクトリア州に次いで第3位。
世界有数のリゾートのほかにも、2000kmにわたる世界最大のさんご礁の海、グレートバリアリーフは国内でいち早く世界遺産に登録されました。
美しい海岸線を誇るサンシャイン・コストやゴールド・コースト、島全体が砂でできているフレーザー島、内陸部はグレート・ディバイディングと呼ばれる大山脈が、南はケープヨークから、北はニューサウスウェールズ州との境界線まで走っています。

詳しくは、クィーンズランド州観光局のサイト
■州都/ブリスベン
ブリスベンは人口167万人で、シドニー、メルボルンに次ぐ第3の都市として急速に発展してきました。 市内には蛇行して走るブリスベン川が流れ、その川に沿ってオフィスやホテルなどの高層ビルが立ち並ぶ景観の美しい近代都市で、”River City”として親しまれています。 公共交通網も充実しており、市内中心部も碁盤の目のように整備されているため、初めて訪れる人にも優しい都市設計がされています。 市内中心部のショッピング街、クィーンストリート・モールのオープンカフェはいつも多くの人で賑い、明るい日差しを浴びて活気にあふれています。 ブリスベンの語学学校のほとんどはその市内中心部にあり、通学やショッピングにとても便利なことから、留学生のなかでは大変人気があります。 また、クィーンズランド州立大学やクィーンズランド工科大学といった国内でもトップクラスの大学もあり、高等教育機関も充実しています。 日中の最高気温が1年を通じて20度を下回ることのない温暖な気候と、整備された近代都市、大都市と比較して学費や生活費に割安であることが、ブリスベン留学の魅力となっています。

ニューサウスウェールズ州(NSW)New South Wales

ニューサウスウェールズは1788年に創設されたオーストラリア最古の州。
人口664万人の最大人口を抱え、金融・経済の中心地として栄えてきました。
北東から南東にかけて美しい海岸線が続き、西側には山々や渓谷、のどかな田園風景や奥地の未開拓地など、さまざまな自然に囲まれています。

詳しくは、ニューサウスウェールズ州観光局のサイト
■州都/シドニー
2000年にオリンピックが開催され、世界で一躍脚光を浴びたシドニーは、人口420万人をもつオーストラリア最大の都市です。
世界三大美港と絶賛されるハーバーに面し、オペラハウスでも有名なシドニーは、歴史的建造物や近代的な建物が見事に調和する近代都市です。
金融・経済の中心地としてだけではなく、流行の発信地としても成長してきました。
郊外に美しいビーチや山間部に国立公園をもつシドニーは美しい自然にも恵まれ、大都市型の忙しいシティライフでありながら、ゆとりあるライフスタイルも楽しめる都市です。
各種教育機関の数も多く、バラエティ豊かなプログラムやコースを提供しているため、正規留学から趣味を楽しむ留学までさまざまな留学スタイルに対応でき、日本人スタッフを抱える機関も多くあります。
生活環境は大都市型のため生活費には割高感がありますが、日本食材や日本品の流通も発達しているため、便利で快適な留学生活が送れることでしょう。

オーストラリア首都特別地域(ACT)Australian Capital Territory

オーストラリア国旗
オーストラリア連邦政府の政治拠点で、首都はキャンベラ。面積はわずか2,400km²。 人口は32万人で、そのほとんどが首都キャンベラに集中しています。
シドニーの南西約300kmのニューサウスウェールズ州内に位置していますが、首都特別地区として連邦政府独自の行政区となっています。
アメリカの建築家、ウォルター・バーリー・グリフィンの設計により、政治都市として創られた人工都市で、連邦政府の政治拠点にふさわしく、その街並みには無駄がなく、合理的に整然としています。
高等教育機関ではオーストラリア国立大学があり、高水準の教育を黙々と集中して受ける学習環境としては最適と言えます。

詳しくは、オーストラリア首都特別地域のサイト(英語版)

ヴィクトリア州(VIC)Victoria

ヴィクトリア州はオーストラリア本土で一番面積が小さい州で、ゴールド(金)が発見された1851年にニューサウスウェールズ州から切り離されました。
人口は487万人、ニューサウスウェールズ州に次いで2番目に人口の多い州です。
比較的温暖な温帯性気候で、四季がはっきりしています。
芸術やスポーツが盛んなことでも知られています。

詳しくは、ヴィクトリア州観光局のサイト
■州都/メルボルン
オーストラリア第2の都市で、人口は352万人。
英国風の建物や美しい庭園が点在し、”Garden City”とも呼ばれています。
メルボルンは歴史を感じさせる英国調のたたずまいを多く残していますが、かつては首都であったことから、ビジネスやエンターティメント、ショッピング、グルメなどが充実しており、質の高いシティライフを楽しむことができます。
また世界的にも注目度の高いスポーツイベントの開催地でもあり、全豪テニスオープン、ゴルフの全豪マスターズ、F1グランプリ、競馬のメルボルン・カップなどは有名です。
教育水準も高く、博物館や美術館などの文化施設も充実しているため、文教都市としても知られています。音楽や美術の分野で優秀なアーティストを多く生み出していることもあり、芸術面では国内はもとより、世界からも注目されています。
歴史的にも由緒ある名門大学が多いため、トラディショナル志向の正統派留学生にとって最適な学習環境でしょう。
またメルボルンは、オーストラリアのカフェ文化の発祥地でもあり、お洒落で小粋なカフェが多いことでも知られています。

西オーストラリア州(WA)Western Australia

インド洋に面した西オーストラリア州は温暖な地中海性気候で、オーストラリア本土の3分の1に当たる最大面積をもち、人口は193万人。
面積に対して人口は少なく、ほとんどが州都であるパースに集中しています。
豊かな自然と資源に恵まれ、ブドウ栽培をはじめとした農業やワイン製造、畜産業が盛んで、金や鉱石の採掘でもよく知られています。

詳しくは、西オーストラリア州観光局のサイト
■州都/パース
パースは市中を美しいスワン川が流れ、旅行家からは“世界で最も美しい街”と絶賛されるほど、その景観には定評があります。
人口141万人の国内第4の都市で、西オーストラリアの政治・経済の中心地として成長してきました。
緑豊かな自然と近代的な高層ビルがよく調和した街並みは、今もなお訪れる人々を魅了し続けています。
市内中心部はほどよくコンパクトにまとまっているため、すぐに馴染めお手頃な生活環境が楽しめます。
年間を通じて温暖で過ごしやすい気候ですが、東部に比べると多少乾燥しています。
東部の都市よりインドネシア、シンガポールなど近隣のアジア諸国に近い立地条件のため、アジアの文化も積極的に入ってきています。
日本からは東部の他都市に比べてアクセスがあまりよくないため、アジアの留学生の数が多いのとは対照的に、日本人留学生の数は比較的少なくなっています。
他都市に比べて物価が特に安いという生活環境ではありませんが、温暖で湿気のない気候、安定した治安は、留学生がのんびりと腰を落ち着かせて、じっくり学習する長期学習環境として適しています。

南オーストラリア州(SA)South Australia

南オーストラリア州はオーストラリア本土中心部南部一帯を占め、人口152万人の州です。
一年を通じて過ごしやすい地中海性気候で、ブドウの産地としても有名、世界で名高いワイナリーがあることでも知られています。
国内最長のマレー川、多種多様な野生動物が生息するカンガルー島など、自然にあふれています。またオパールの産出地としても有名です。

詳しくは、南オーストラリア州観光局のサイト
■州都/アデレード
かつて入植者たちが理想郷を目指し、明確な都市計画によって建設されたアデレードは、人口111万人のオーストラリア第5の都市です。
空港から車で10分足らずの距離にある市中は、碁盤の目状に整備されており、緑豊かな自然、歴史を感じさせるヴィクトリア朝の建造物、開拓時代を物語るコロニアル風建物が近代的高層ビルと美しく調和した街です。
周辺にはワイナリーも多く、食と文化・芸術の街として発展してきました。
グルメも多く、世界各国の料理が楽しめる国際的な街でもあります。
元来、アデレードの高等教育機関では科学分野が強いとされており、その分野で優秀な人材を輩出していますが(宇宙飛行士の毛利博士はフリンダース大学の卒業生)、文化や芸術分野を目指す学生も少なくありません。
アデレードはこじんまりとした小規模の都市のため、教育機関の数は他の大都市と比べて多くはありませんが、留学生の数が少ない分、一学生にかけられるケアが充実していることから、より献身的な学習サポートが受けられるでしょう。

タスマニア州(TAS)Tasmania

タスマニア州は本土からバス海峡を南へ240km下った島で、人口47万人の国内最小の州です。
北海道とほぼ同じ大きさのこの島は、氷河時代に本土から切り離されたと言われており、手付かずの自然とユニークな野生動物が生息しています。
17の国立公園があり、なかでも世界的に有名なクレイドル・マウンテン国立公園は、自然愛好家や登山家、写真家にも大変人気があります。

詳しくは、タスマニア州経済開発省のサイト
■州都/ホバート
州都ホバートは人口20万人の小さな都市で、州南東を流れるダーウェント川の河口に位置し、豊かな大自然に囲まれています。
シドニーに次いで古い都市で、19世紀に建てられた伝統的な建造物が歴史を感じさせるなか、近代的な街としての顔ももっています。タスマニア産のサーモンやワイン、チーズなどの乳製品は世界でも名高い品質を誇っています。
留学先としては州都のホバート、北部に位置する都市、ランセストンがあげられますが、本土と比べて少人数制の学校であることが特徴です。
都会の喧騒から離れて、澄んだ空気と大自然に包まれた、静かな学習環境を楽しむことができます。
時の流れを忘れて、古きよき時代に浸れるところから、他都市では味わえない留学生活を過ごすことができるしょう。

ノーザンテリトリー(NT)Northern Territory

ノーザンテリトリーは北部準州として、北中心部に135万km²の広大な面積を保有しています。
人口はホバート一都市の人口と同じ20万人しかなく、西オーストラリア州と同様、人口密度が低い州となっています。 北部の先端は海岸に面しており、インドネシア諸島へは目と鼻の先です。
南部は”赤い中心部“と呼ばれる砂漠地帯で、先住民アボリジニの聖地、ウルル(エアーズロック)をはじめ、雄大な自然が広がっています。
また全豪を通して、先住民の住む比率が一番高いところで、アボリジニ人の所有する土地が全体の4割を超えるとも言われています。

詳しくは、北部準州地域のサイト(英語版)
■州都/ダーウィン
州都ダーウィンは、生物学者であるチャールズ・ダーウィンがその名付けの由来とされています。1869年に畜牛の輸送港として創設されてから、鉱業や観光業の発達に伴い、アジア諸国への玄関口として発展してきました。熱帯性の雨季と乾季しかない気候で、街は熱帯性の樹木や植物に包まれています。
北部の港町であるダーウィンは古くから、インドネシアやパプア・ニューギニアとの交易も盛んで、それらの貿易を通してヨーロッパやアジアのさまざまな文化が流れ、国際性も培われてきました。
南部にはアボリジニの聖地ウルル地方が広がっているため、アボリジニの歴史や文化を肌で学ぶには、格好の留学先と言えます。
特にアボリジニのアート(芸術作品)は近年、世界でも注目を浴びています。

オーストラリアの歴史

オーストラリアの歴史は、約6万年前の氷河期にパプアニューギニアから、陸続きで移動してきた原住民のアボリジニが、生活し始めたころに由来すると言われています。
17世紀にオランダの探検家たちにより発見され、1770年にはイギリスの探検家、キャプテン・クックが東海岸地区に上陸し、その地区をニューサウスウェールズと名付けました。
その後イギリス王室による領有が宣言され、イギリスの流刑地として植民地化が進みました。
1800年代に入って羊毛産業の発達とゴールド採掘ラッシュが始まると、各国から大量に移民が流入し、今のオーストラリア国民の元となりました。
その後1901年にイギリス連邦国として独立、有色人種の移民を制限し、白人中心の白豪主義が打ち出されましたが、1950年代より次第に白豪主義が弱まり、1970年に入ると各国からの移民が積極的に受け入れられるようになり、現在の多文化国家が形成されることとなりました。

オーストラリアの政治

オーストラリアは独立後も、イギリスのエリザベス女王を元首とする立憲君主国です。政治制度は上院と下院とからなる連邦議会制で、下院を制する政党によって内閣が運営されています。現在は自由・国民党連立のジョン・ハーワードが首相として中央政権を担い、6州と1準州、1首都特別区はそれぞれ地方自治体として治められています。

オーストラリアの文化と芸術

オーストラリア独自の文化には、先住民アボリジニが古来より受け継いできた伝統描法による点画アートや、古典楽器、ディジュリドの演奏があげられます。
ディジュリドの低く響きわたる不思議な音色は“大地の音”といわれ、癒しの音楽としてその研究もさかんに行われています。
こうした伝統的なアボリジニ文化はもとより、多様な文化が融合することで、既存のものにとらわれない自由な発想で創られるオーストラリア芸術の注目度は高く、今日では多くのアーティストがグローバルに活躍しています。

オーストラリアの国民性

オーストラリア人は“オージー”と親しまれ、その大ざっぱできさくな国民性は、生真面目で几帳面な日本人には、ただのルーズとしかうつらないかもしれません。誰でも気軽に挨拶したり、初対面でも友達のように話しかけたりするスタイルは、日本ではあまり見られないでしょう。ですが、オーストラリア人は“あまり物事を深刻に考えずに、皆で楽しもう”と、人の一挙一動を気にすることなく常にマイペース。日本人がこのオージー流感覚に慣れるまで多少時間がかかるかもしれませんが、このマイペースで楽天的な国民性は、異国でひとりで頑張っている人には優しく、快く感じられることでしょう。

オーストラリアの言葉と宗教

オーストラリアの公用語は英語です。統計では、約10%のオーストラリア人は家庭で英語以外の言語を使い、うち30%以上がヨーロッパの言語、約30%がアジアの言語を話しています。家庭で一番多く使われているヨーロッパ言語はイタリア語で、次にギリシャ語、次いで広東語とアラビア語が続いています。
宗教はキリスト教信仰がもっとも多く、2001年度の国勢調査では68%のオーストラリア人がキリスト教を信仰していると答えています。

オーストラリアの気候とライフスタイル

美しい自然、明るい空、温暖で過ごしやすい気候と豊かな食生活。オーストラリアの生活環境は世界でも高水準で、イギリス経済誌などの世界で住みやすい都市ランキングでは、オーストラリアの主要都市が毎年上位に入るほどです。住宅地は緑に包まれ、至るところに公園があり、車道と歩道が分断されており、安全で閑静な生活環境をつくり上げています。交通も便利で、治安もよく、“真に豊かな暮らしとは、こういうことなのか”と実感できる質の高い生活環境を、オーストラリアでは充分に楽しめます。